マンション管理会社はどうやって決める？マンションの種類別に解説
①分譲マンション
分譲マンションの場合、管理組合の運営ノウハウがある管理会社を選ぶといいでしょう。
分譲マンションでの実績が豊富な管理会社を選ぶことはもちろんですが、マンション全体の住人に対する接客スキルもあるような管理会社を選ぶ必要があります。賃貸とは違い、オーナーだけではなく住人全員をお客様として接する必要があるからです。また、総会の資料作成や説明会の開催など、いろいろな手続きが行える会社を選ぶようにしましょう。
②賃貸マンション
賃貸マンションの場合は、賃貸マンション管理の実績が多い会社を選びます。さらに賃貸マンションは入居者の募集や家賃の回収、住民からのクレームなどに幅広く対応してくれる会社を選ぶことが大切です。
オーナーの代わりに、いつでも管理業務を代行してくれるような管理会社を選びましょう。もちろん全ての業務ではなく、部分的な管理業務を依頼することも可能です。オーナーが安心して賃貸経営を行える管理会社を選んでください。
複数の管理会社を比較
マンション管理会社は、複数の会社を比較してから決定するようにしましょう。見積もりは1社だけに依頼するのではなく、一括見積を利用して複数の会社に見積もりを依頼し、比較検討をすることが大切です。比較することによって、管理費を下げられるなどのコストダウンにつながります。
また、各管理会社の業務内容をよく確認し、マンションの住人が求めている管理内容に合った管理会社であるか判断することも大切です。
目的を明確にする
マンション管理組合を変更する目的を明確にすることにより、管理仕様を決定してそれに沿った管理会社を探すことができます。目的が定まっていない状態で管理会社の変更を進めていくと、住民同士や管理組合のトラブルにつながることもあるのです。
委託管理費用を下げたいのか、マンションの点検といったサービス内容をもっと充実させたいのかなど、変更する目的を確認するようにしましょう。
