北海道でマンション管理するなら避けられない3つの対策
マンションの周囲の雪対策
北海道のような雪国でマンション管理をするためには、物件の雪対策にも留意する必要があります。
たとえば、地面の凍結を防ぐためのロードヒーティングや内廊下の設置などが挙げられます。そのほかにも除雪や、建物上部に大きく積もった雪を落とすための雪庇(せっぴ)作業も必要になります。これらの雪対策は管理会社に対応してもらうことも可能です。
しかし、依頼する場合は、人件費のほか、重機の費用が必要になる場合もあり、その分コストが発生します。住民が被害を受けないようにするため、雪の対策は必須のものです。北海道でマンション管理をするのであれば、マンション周辺の雪対策も必要になることを頭に留めておきましょう。
共用部分の空調対策
気温が低い北海道では、共用部分の空調にも気をつけなければいけません。通常のエアコンでは温度が上がりづらいため、寒冷地用のエアコンを導入する必要があります。
また、共用部分の内側と外側の気温差が激しくなると、結露が発生します。特にマンションは機密性が高く結露が発生しやすい傾向にあります。これを放っておくとカビが発生する原因になるので、適度に拭き取るなどの対策が必要です。
水道管の破裂対策
北海道では気温が氷点下になり、水道管が凍結することがあります。最悪の場合には水道管が破裂し、多額の修繕費用が発生することもあります。北海道では水道管の凍結を防ぐ対策が必要なのです。
水道管が屋外に設置されている場合は、保温材を取り付けて温度が下がりすぎないようにしましょう。水道の工事業者に依頼することもできますが、個人で作業することも可能です。