札幌と東京、どちらにも通ずる住民が集まるマンション管理術

共用部分をキレイに保ってあること

共用部分がきれいに保たれている物件は、運営や管理会社によるサービスが行き届いている証拠です。エントランスなどマンションの共有部分が清潔であれば、内見で訪れた人は好印象を抱きます。

逆に汚い場合はどうでしょうか。たとえ、部屋の中がきれいであっても、多くの人がそのマンションに住むことをためらうかもしれません。このように共用部分の清潔さは、部屋の中と同様にマンションを管理する上で重要なポイントになってきます。

物件のコンセプトを明確にすれば、多くの入居者を集めることができます。たとえば、壁紙一面にかわいらしいデザインを採用した物件の場合、男性からは人気が出ないかもしれません。しかし、かわいいものが好きな女性の興味をひくことはできます。

ほかにも楽器を演奏する機会が多い人向けの遮音性に優れた物件を用意すれば、賃料が少し上がったとしても、利用したいという人は多いでしょう。このようにコンセプトを明確にすることで、興味を抱く人の入居率を上げることが可能になってきます。

通常、自分がそこで生活する様子を想像して、入居するかどうかを決めることが多いでしょう。そのため、物件を提供する側が住む側に物件のメリットを伝えなければ、入居することはないでしょう。

間取りの広さやセキュリティなど基本的なことから、オシャレな壁紙、その物件特有のなどさまざまなメリットがあります。そのため、マンションを所有する際は、メリットをイメージしやすい物件を選ぶことや伝わりやすい方法で宣伝することが効果的です。

マンションに限らず、どんな物件にも寿命があります。こまめに修繕をしていないと建物自体の寿命がどんどん短くなってしまうので注意が必要になってきます。

外装のような目に見えるところから、建物内部の腐食などいろいろなところに影響が出ます。そうなると住民にとっては生活しづらくなりますし、入居を考えている人はそのような物件を敬遠してしまいます。札幌でも東京でもこまめな修繕はマンション管理にとって欠かせません。